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2012年8月19日日曜日

七夕人形~畏怖と憧れの記憶~

7月に松本・ナワテ通りに下見に行ったとき
ほとんどの店の軒下に
「七夕人形」が吊り下げられていた。

美しい町並みに見とれすぎていて写真を
 取り忘れました☆  これは資料写真です。
駐車場の目の前に「ひいなの家」という趣のあるお店を発見!
(交通量の多いところでまたしても残念ながら写真は断念・・・)

「ひいなの家」で七夕人形、購入しました。
七夕人形を手に入れたら、自宅でも松本のように
家の軒下に吊したくなって、自分流でこしらえました。

松本より随分簡素ですが・・・(汗  ※①
通りすがりの人、登下校の子供達が気に留めてくれたら嬉しいな、と思いつつ。

でもこれ、遠い記憶に似た想い出がある。
鹿児島の祖母の家は年中このようなものが必ず飾ってあった。

昨年12月鹿児島に帰郷した時。
祖母の家の玄関の一角に設営
されていた不思議なコーナー。
幼い頃、こういった紙の人形を祖母に教わって作った。
子供にはちょっと異様な感じ、という印象だった。
今の言葉で言えばそれは神秘的、という事だったんだと思う。
人が人形を「身代わり人形」「形代」として使う“まじない”に
畏怖の念を感じていた。それは“憧れ”とも呼べるものだった。

松本の「七夕人形」を見て
私の人形への原始的な想いが蘇り、
簡素でしたが、僅かに出来た時間の隙間に
物凄い集中力で※①を夢中で作りました。