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2012年3月27日火曜日

「雛がたり」事後報告① ~仕込み日~

3/21、本番前日。
いよいよ劇場入り。
朝9:00から閉館ギリギリの22:00まで
12時間かけて
「雛がたり」の舞台を仕込む。

何も無い状態の舞台。
ここから12時間掛けて舞台を仕込んでいきます。

写りがイマイチだけど、照明の浅川環。
高いところに登るので要ヘルメット着用なのだ。
私はこの世界に入ったときから
舞台裏方さんが格好良くて、憧れた。
運良く凄い職人さん達と出会ってきた。
命に関わる危険な仕事でもあるから
現場はピリッと緊張している。
しょうもない立ち回りをしていると
怒鳴られる事もあると思う。
私は足手まといかも知れないが
これから先もこの方達にまみれて、
(本番に差し支えないようにケガなどに気を付けつつ)
岡足袋に裏がタイヤの雪駄履いて
仕込みの人足として役に立っていたい。

人形遣いは表方をするけど
私は人形遣いは職人気質の裏方に近いと思う。
私は裏方さん達といる方がモチベーションががぜん上がる。
(裏方さんからすると邪魔かな・・・汗)

私なんかが頭が上がらないような方々に
私は舞台を創って頂き、そこに立つ。
まるでそれは御神輿の上にのっけてもらうようなものだ。

演劇の舞台で、私の場合ソロなので
板の上に立つのは一人だが
多くの裏方さんの素晴らしい仕事があって
舞台は成立している。
「演劇は一人でやるものではない」と教わった。

演劇か・・・。
話はそれるが、私は演劇になる以前の
もっと原始的な人形遣いでいたいな。

ゆめひなチームが作った「吊し雛」たち。
裏方さんの手によって、美しく飾られました。

残念ながら、完成した舞台写真を取り損ねました・・・(涙

後日また調達してアップします。