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2012年3月29日木曜日

「雛がたり」事後報告②~初日概要~

3/22、いよいよ初日。

上演依頼を頂いてから約10ヶ月(?)
その間、直接製作や稽古に取り掛かった訳ではないけれど
そこから緊張は始まっていた。
「今日、この日の為に・・・!!!」と力む気持ちをなだめる。
「いつもどおり、いつもどおり」と言い聞かせる。
人形 対 私のサシの舞台、なのだけど
実はそれ以外にも沢山の仕掛けがちりばめられている。
沢山の制約の中でがんじがらめの舞台。
本番中、呼吸を乱すと
パニクって視界が15度くらいになってしまうから
とにかく呼吸が命と思う。
スキューバダイビングはやったことはないけれど
海の底でパニクる恐ろしさをと似ているのではないかと
想像してしまう。

前日残した仕込みの宿題、舞台照明の明かり作りを続行。
その後、約60分の演目なのだが
本気に近い状態で通し稽古を2回やって
(正確には専門用語で“場当たり”と“ゲネ”)
本番に臨む。

さすがにもうアガったりはしないが
いつだって、ひたすら呼吸を整える事に集中し
緊張を高めていく。


写真提供:石井秀明さん

この日はアフタートークがあり、
本編の上演の前の、「百鬼ゆめひな」の紹介映像を作って頂いた
VEINでお馴染みの渡邊世紀監督と
プロデューサーの玉木暢子さんと3人で
いろんな話をした。

※映像はinochi用に作って頂いたので近日中に再度手直しをして
YouTubeで公開したいと思っています。