“岡本人形展示室”のこと、進めてます。
“どんどろハウス”がきれいになったら こんな感じだったかな? |
海外ツアーの写真群に突入しまして・・・。
今日は、沢山行ったどんどろ海外ツアーの中から
総合的な意味で私にとってのベスト3に入る国の1つの
旅写真をご紹介したいと思います。
サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)です。
写真撮影はだいたい岡本さんです・・・。
初めて仕事(舞台照明)で行った海外ツアーでした。 |
音響の故・山口敏宏さんと。 丘の上の宿舎から市街地に下ってくるところ。 |
我々が行ったのは98年。
ここは3年前の95年まで内戦があったので、
爆撃されたままの建物がそのまま残っているのが目につき、
広場には物乞いをする子供達が沢山いました。
劇場の中。外とは別世界。 |
劇場の外観。 |
どんどろの公演のこと。
でも、演目名が間違ってたよ。
(日本では考えられないけど海外では珍しくなかった)
『キヨヒメマンダラ』が正しいんだけど、
『キヨヒマ~』になっていたよ。
サラエボを発つ前の空港。主要な部分はほとんど破壊されていて 初めてバスに乗るような感覚で国際線の飛行機に乗った。 |
シャワーはいつひねっても冷水。翌々日、お湯の出る時間を突き止めた。
夜は暖房も止まった。ものすごく寒かったのに・・・。
劇場は国立劇場だったのでしっかりしていた。
劇場スタッフが私を見て言ったという。
「あの子はここでは死んだだろう」って。
麗しい国は夢の中のような記憶。
心に残るのは、殺伐として無口になってしまう国。