せめてお天気だけは恵まれて欲しいと祈っておりました。
良いお天気です。珍しくお昼の公演でした。
写真/伊藤 敦 |
地元を中心としたほとんどのメディアで本公演の事を取り上げて頂きました。
岡本さんを偲ぶ皆さんで会場は満員。臨時席をご用意してお待ち致しておりました。
関東、関西、愛知、岐阜など、遠方からお見えの方も 見受けられました。 写真/井上タツ子 |
最初は津軽三味線・湯浅大吾さんの 独奏。じょんから節。 |
『曼珠沙華』
売れっ妓だった遊女は部屋を出され
北隅の行燈部屋に寝かされました。
誰も来ない薄暗い部屋には
懐かしい曼珠沙華が咲いていました。
そこにいるのは幼い頃の私でしょうか、
それとも私の血子でしょうか。
腹に抱えた百八の煩悩を光の世界に放ち、
遊女の魂は朱い女にいざなわれ、
天に昇っていきました。
独り目覚める遊女。 |
通称“月見”のポーズ |
写真/伊藤 敦
『曼珠沙華 』上演後、
映画『VEIN』上映。
そして、アフタートーク。
左)美千香、中央)渡邊世紀監督、右)司会/伊藤敦 氏 |
岡本さんを偲ぶにふさわしい
児玉宏幸さんの法竹演奏。
背後には岡本さんの人形だけ。
児玉さんと人形を
岡本さんが愛用していた白の百目ローソクが
優しく照らします。
お陰様で、私は思い描いた通りの公演が出来ました。
岡本さんは嬉しかったろうな、と思いました。
足をお運び頂いた皆様はもちろん、
本公演を支えてくれた、実行委員のメンバー、
舞台のスペシャリストの方々、
心から御礼申し上げます。
次回③は余興の様子です!
お楽しみに・・・w